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配送員を戦力化

-- 参画意識を高める ---

 従業員の仕事への参画意識を高めるということは、企業にとってどのような影響があるでしょうか。
これは、どんなに素晴らしい経営戦略があってもそれを実践する従業員のモラールが低い場合を考えれば、必然的に想定が可能です。
ここでは、「見込管理システム」について述べて見ます。
見込管理システムとは、翌日の生産見込み数をコース毎或いはお客様毎に行うという考え方です。
システムとはいっても、仕組みという訳ですのでそんなに難しい中身ではありません。 単純な集計ですのでエクセル等を活用すれば可視化が一段と進みます。 以下の表は結果としての表です。これについて述べて見ます。


CD コース名 登録者名 見込 受注 正当率 累計率 最大率 最低率
01 Aコース 遠藤優香 221 211 10 95.48% 96.88% 96.88% 89.3%
02 Bコース 佐藤真司 348 350 -2 100.57% 99.08% 100.00% 98.09%
03 Cコース 山瀬君枝 290 260 30 89.65% 92.44% 92.44% 83.45%

この表では、本日見込み計として前日に各配送員が予測した数字の合計を表しています。
当然ですが、これらの数字の合計が当該日の生産予定数になります。

本日受注計は、実際に注文として上がってきた数量を表します。
差とは、本日の受注と見込みとの差です。単純に見込と受注の差です。
正答率は受注数を見込み数で除して求めております。
これで、本日の正答率がわかります。
累計率(累計正答率)は1日から当該集計日までの累計平均です。
最大率(最大正答率)は、集計期間において最も正答率が高かったものを表記します。
最低は逆で最も悪かったものを表記します。

これにより、単純な配送活動に目標を与えることが可能となり、つまり、参画率を高めることが可能となるのです。
これをノルマで縛るのはいかがなものかと考えますが、逆に正答率の高い人にはインセンティブを与えるというのは大賛成です。
実際、この制度を導入してから、100%の精度を出す配送員がかなりの数、出ることに気づきました。
理由は、前回の項で記述したお客様より数字をもらうという声掛け運動でした。 配送員も100%の正答率を出すと嬉しいという実感があり、今までは惰性的に行っていた見込の数だしもこのように仕組みをちょっと変えるだけで、経営革新を起こすことになります。
たかが見込み配送員では当てにならないなどと言わないで、信じて行うという姿勢が大切です。 是非、試してみてください。

弁当店では、配送員を運送屋の延長線上で捉えている経営者の方もいらっしゃいます。 そのような会社は従業員の出入りが激しく、常に求人を強いられている情景をこれまでも数多く見てきました。
配送員もホワイトカラーと同じで、かけがえの無い人だと思えば、育てる気にもなるのではないでしょうか、配送員が育つことで企業の大きな戦力になることは疑いがありません。
配送員を優秀なマーケッターにするも、単なるモノの運び屋にするのも全て経営者にかかってくるのです。 それを怠れば、それは天に吐いた唾が自分に落ちてくるが如く、全ては経営者にしわ寄せがくるのです。

なにせ、配送員は会社の顔なのですから。



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