平成24年4月4日(水)
トピック







無料誌の活用で販売促進

フリーペーパーという言葉が出て久しい。
求人誌がそのはじめでしょうか。昨今の新聞紙上にも無料誌の発刊の記事をよく見ます。
全国の中小スーパーの共同仕入れ機構であるCGCジャパンもタニタと提携し、自社で発行している無料誌を活用し、食を提案するという販売促進策だ。
スクロール(旧ムトウ)もシニア層向けに無料情報誌を創刊するそうだ。これまでの通販カタログは売りを前面に出したものだが、情報誌というカテゴリーでシニア層の囲い込み、いわゆる層別化されたマーケティングというわけだ。
WEBの世界では当たり前になっている、ターゲットマーケティングを情報誌を通じて行おうというものだと思う。
この情報誌を特化して、発行している例もある。
美容室向けの無料誌「MagazineGuide」がそうだ。いわゆるこれも無料の情報誌で、内容の発表によると、女性誌を中心に約200誌を紹介するとある。
いわゆる雑誌媒体と通しての販促策である。
企業でも、書籍を通じて販売促進をする企業が当たり前のように増えてきた。特に健康食品などは、客観的に書かれていると、つい、書籍で良いとされていたと勘違い?し、購入をしてしまう。
無料誌は、ベストセラーの「フリー」でも紹介されていたが、昔から言う、「損して得とれ」のたとえにもなるのだろう。
紙の媒体が電子化する中において、年寄りはアナログなので、まだまだ、この領域はすたれることは無いのだろう。









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