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自信を醸成させるのは学習

学習する組織をつくる。
コンサルタントがいとも簡単に口にする言葉である。
先ず、その前に経営者・・・これもよく言われる。
自信と信頼これが仕組みとして存在することが大切で、そのための仕組みを作ることから始めてみよう。

100点でなければいけない仕事と100点を目指す仕事

 社員を短期間に養成するというテーマがあります。
急成長の会社では必須の命題でもあります。
こんなとき、経営陣や幹部社員にどのような人を養成したい のですかと尋ねると、
「やる気のある人」「自分で判断できる人」「言われたこと がキチンとできる人」「エネルギッシュな人」などなど枚挙に暇がありません。
「そんな人はいるのですか」と聞くと、稀であるという返事、であなたの入社当時はどうでしたかと聞くと「まあまあ」という返事でした。
信じて頼れる社員を作りたい。誰もが願うことです。
信頼できる社員とは、
元来、個人が持ち合わせているものでしょうか。全く無いとはいえませんが、仕事を通し数多くの経験と実績が他人に写り、「あの人の仕事は間違いない、信頼できるよ」という体系になるのでは無いでしょうか。
仕事を行っている当の本人もこの仕事には自信があるというでしょう。
自信をもって行うからこそ信頼も得られるものです。
第三回目のテーマがこの「自信と信頼」です。
よっぽど経験を積んできた人で 無い限り、社会に出て従事する仕事は初めてのはずです。
昔は徒弟制度のような中で仕事を覚えてきましたが現在では不可能に近いことです。
辛抱がきかな い子達に、即戦力を求める企業・・・いっそのことマニュアルだという話にな ります。
仕事の中には100点でなければいけない仕事と100点を目指す仕事があります。
会計や計算の仕事は100点でなければいけません。
電卓を入 れて、10枚中8枚で80点!合格!というわけにはいかないのです。
行動の様式や完璧といわれる姿があるものに対しては100点に近づくというスタンスでなければいけないのですが最初から100点である必要は無いのです。
ここで、50点の人がいたとします。上司からは毎日叱責、本人も自信をなくします。
このような社員が多いところでは社員は育たないし、いじめが発生する場合もあります。自信を持たない社員が多い中で、人が育たないと嘆きます。
つまり、このような会社に限って十分な教育も施さずに「先ず行動だ!結果は 付いてくる」といった精神論が前面に出ているものです。
これはこれで、経営側の判断ですので構わないのですが、もっと楽をしたいと考えるならば、目的的に行う必要があるのではないかと考えます。
一時期、学習する企業というのがもてはやされましたが、正にそのような考えからでは無いかと思います。やはり、現代社会のように、学習を中心に育てられてきた子達にとって、自信を醸成させるのは学習をうまく活用することでは 無いかと思います。

「見た目は子供、頭脳は大人」とは、名探偵コナンのキャッチフレーズですが、現代は「見た目は大人、頭脳は子供」がぴったりのような気もします。
昔は、子供が欲しいものを買ってもらえないと足をバタバタさせて勘定を表現したものですが、近年あまり見かけません。
でも、子供のような大人?で、自分の感情がうまくいかないと道路で足をバタバタさせている人を見かけます。理性をつかさどる神経が出せるときに押さえられ、成長しないまま、押さえるものがなくなった時期に出てきたのかと考えてしまいます。








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