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参画意識を高める

企業は、従業員と言われる人で構成されている。この人の向く方向を好ましい方向へ舵取りをする。これが、好ましい企業文化構築の肝でもある。

先ずやってみよう!

経営品質を高めるというビジネスモデルがある。
日本経営品質委員会はその基本理念に
(1)顧客本位
(2)独自能力
(3)社員重視
(4)社会との調和
を掲げている。
ここでは、会社は、いや、経営幹部は社員が自由に発想でき、発言できるような場や環境を「意図的」に作らなければならないとしている。
つまり、顧客価値を高めるため、社員間での対話が作られ測定できる環境で、常に改革が進む社風が好ましいビジネスモデルの一つであるとしている。

さて、「好ましい企業文化を構築する」という視点からは、未だ先に進んでいない。
今までは、単に現状認識をしただけだからである。
しかし、このような現状認識もコンサルティング的には結構「効果」というものを出す。
それは何故か、
出てきた問題点を皆で討議をしている中に、「私が社長の許可を取り付けるから、明日からでも直ぐに出来そうなことはやってみたらどうだろうか」という言葉を投げかける。
そうすると、従前の積極的な人達が言葉を発する。
「朝礼ですが、今のままだと、誰も人の話を聞いていないし、それが嫌でわざと遅刻をしてくる人もいます」・・・「ここは朝礼の在り方を根本的に変えませんか」
「どう変えるの」「今は社長が一方的に行っているだけなので、もっと、みんなが参加できる体系にしてはどうでしょうか」
「それって運動会みたいにプログラムを作るってこと?」
「確かに、運動会は全員参加の体系になっているね」
「ところで運動会って何の目的でやるの?」
「それって朝礼の目的にも通じるわね」・・・云々。
コミュニケーションとは、このようなたわいも無いことから始まるのである。
参加者の一人が、なんか昔、青年団でこれからこの村をどうしようかと議論したのを思い出す。「何か楽しいね」という言葉である。
会社を良く変えていこうということが楽しいと感じるのだ(参画意識が高まってきた証拠である)。 先程までは会社の悪口を言っていた人間である。

経営者は、万策尽くしている感があるので、皆が何かを始めようとした場合、比較的に受け容れやすい状況にある。
そのような中で、みんなにやらせてみて欲しいとお願いをするのだから、意外と簡単に物事は進むのである。唯この場合に、費用がかかることや大掛かりなものは受け入れてもらえない。
対価性を重視する経営者は「そんなことより、先ずやることがあるだろう」と言ってくる。
それも当然である。

結果、この会社では、朝礼を全員参画型に直し(これは、ある大手証券会社の朝礼を参考にしそれを自社に焼き直し導入するというものであった)、加えて、職場環境への参画という視点から、各々に役割分担を決め掃除を行おうというものであった。意見は、他にもたくさん出るのだが、これをあまり引っ張りすぎると前号にある対処療法に陥りやすいので、次のセクションに進むのである。
次回からが、いよいよ本題である。序論だけで3回も要してしまった。








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