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自社商品をどのように扱うか

自分が扱う商品に愛着を持つ、モノとしての商品が、自分の生活を支えていることに気づき、商品がどのようになることが一番の喜びの道かを考える。

生活の糧としての商品との関わり方

 他人のことを気にして仕事をしていたら疲れてしまう。
自己中で仕事が出来ないものかとお山の大将は呟きます。
戦いを仕掛け常に連戦連勝でいけばそれも可能なのかもしれません。
昔、いや現在もそうかも知れませんが、特異な商品やヒット商品を販売しているお店は接客が悪いという傾向があります。
これは、忙しすぎで応対というサービスまで手が回らないからだと思っています。
ちょっと乱暴な表現ですが、応対が悪い店は儲かっているという解釈も出来ます。
正に、社会は自分中心に回っている、天は味方した等と言った表現がぴったりの状況にあるわけです。
しかし、栄枯盛衰の慣わしで、いつまでもその商品がヒット商品足り得ないわけで、いつの間にか競争力を失い、姿を消します。サービスに手が回らないくらいですから自社資産の管理も決して好ましいものではありません。本当に可哀想なことです。
 さて、今回は前回の続き、
(3)社会の構成員としてどのような価値観をもって振舞うべきかという検討です。
日本経営品質賞におけるフレームワークでは、「経営における社会的責任」という項目を挙げており、その中で社会要請への対応と社会への貢献という2つの視点で企業の成熟度を計ろうとしています。
正にこのスタンスで物事を考えようとするものです。社会から企業はどのような要請を受けているのだろうか、社員一人一人がこの社会的な要請に対して自覚を持つためにどのようにあるべきか、期待と要求の実現が社会に対する行動規範となるのではないでしょうか。

 4番目は、自社商品(サービス)を扱う上で考え方(価値観)を議論します。
商品を大切にと言われても、何故といった議論が出ます。それはお金だからという答えが一般的ですが、では、デットストックはどうですかとなると、また違ったスタンスが出て来ます。
ある従業員は商品を「娘」と称しておりました。展示台(陳列棚)に載せても中々良いお相手が見つからない。何とか嫁に出したいとPOPやコメントなどのお化粧を施します。
それでもダメだとなれば、多くの人の目に付くところへ、更には顧客への一言推奨と本当に商品を扱う上での考え方がしっかりしていました。この会社はカー用品販売業でした。従業員教育させていただいたことがありましたが、経営者の方もやはりきちんとした考えを持っておりそれが社内に浸透した結果であると考えます。

商品を扱う上での考え方をキチンと持つことは従業員教育にもなるということです。

 最後は自社資産についてどのように見るべきかです。自家用車はきれいに磨くが、社用者はゴミだらけという会社をよく見かけます。
また別な会社では、机の中のボールペンを集めたら使用されていないものが100本をゆうに越えるくらい見つかったという事例もあります。
また、プリンターのインクを年に1本しか使わないのに、3本も在庫しており、2本を残して新しい機械に変わったため廃棄したという事例もあります。
本当に冗談のような話ですが、事実です。
自社資産の取扱いや方針はある程度、仕組化した方が好ましいようです。
仕組みの作成はトップダウンではなくボトムアップが定着の早道です。 これ以外にも、業界特有の事象もあります。それらは、その他の項目で検討されるとよろしいと思います。








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