不変的な法則を理解し実践することで成功の近道となる。

アドバイスという名の障害


有効なアドバイスを見極める目を持つことも成功するための要件です。
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成功への障害





 
 

アドバイスという名の障害



   ここでは、よくある失敗の原因に、親戚、友人だというだけで、何も事情の分からない人の意見を求めることがあります。
分からない人の意見は必ずマイナス的なもので、せっかくの貴方の決心に冷水をかける結果になります。
 貴方が何かチャンスを見つけ、自分の目標が達成できる可能性があると、とたんにエキサイトし、親戚や友人のところに飛んで行きます。すると、貴方の両親でさえも、必ず貴方にはできないという想定のもとに話を始めのです。なぜうまく行かないか、なぜ貴方にはできないかという理由のみを、みんなから練り返し、繰り返し聞かされるものだから、せっかくの熱意もさめてしまい、目的実現の決意も完全につぶれてしまうのです。「どうせ、あんな物、はじめから欲しくなかったのだ。」とまで言うようになるのです。  そうなれば、自分が目指していた目標を失い、すっかり熱意がさめ、消極的な人間になります。  しかし、これらの障害をのりこえ、ある程度成功し始めます。そして成功の段階を昇るにしたがって、万事好調で、収入も増えてくるのです。
 あるところまで到達すると、新しい段階に入り、収入をどう使えばよいか、考えなくてはなりません。  新しいビジネスを始めるか、あるいは投資でもするか。貴方は自分の考えにエキサイトして、いろいろな人と相談をします。
 ところが、こうした何も事情を知らない自称専門家は、逆に不安の煽動者になりがちなのです。  彼等はありとあらゆる失敗の可能性と、なぜ貴方にはそれができないかを、克明に説明してくれます。 こういうマイナス的な話をさんざん聞かされると、貴方は次第に、心配になってくるのです。よほどの強い決心でも、無惨に音をたててくずれるのです。「そうか、私は馬鹿だった。そんな冒険など、自分にはできるはずはないのだ。本当に危いところだった。」と、こうして、折角人生向上の意欲を燃した貴方も、又、今までの平凡な生活に戻ってしまうのです。
 普通、人生についてそれほど深く真剣に考えている人は少ないのです。ましてや、他人の人生に関して助言を与える時に、それほど真剣に考えているはずがないのです。  誰だって貧乏になりたいわけではないし、又、趣味で心配しているわけではありません。しかし、過去の失敗を思い出すと、将来も必ず失敗をするのではないかと不安になってきます。こうなると「成功しよう。」という積極的な意欲より、「失敗しないでおこう」という消極的な考え方が強くなり、何も試みない人間になってしまうのです。そして他人の考えや意志の通りに動かされるロボットになってしまうのです。 そこで、自分にこう言い聞かせるのです。「もし失敗したとしても、たいしたことはない。前にも失敗したことはある。もう一度失敗したとしても、この世の終わりではない。今度こそは成功してやるぞ。」 世の中には、常にマイナス的な人間がうようよしています。しかし、そういう人間に影響きれてはいけません。逆にそうした人間には貴方が肯定的な影響を及ぼすのです。  マイナス的な人間が不安な言葉を口にしたからといって、自分も自信をなくして、その人の言いなりになっているのでは、いつまでたっても成功者にはなれません。
 二人の人間が話し合えば、必ずどちらか一人、強い方が、他の一人に影響を及ぼすものです。そして、自分の立場を強く主張し、自分の知っていることに自信をもち、自分の考えていることを理解している方が、必ず勝つのです。 いったん決心をしたら、その決心は正しい事であり、名誉ある決心だと信じるのです。そして、その決断が間違っていないかぎり最後まで押しとおすのです。貴方自身がした決心なのです。それをやり遂げる価値が十分にあると、自分に言い聞かせるのです。何も知らない人がマイナス的助言をしたからといって、決心がぐらつくようでは、何をしてもだめな人間です。成功者のみの意見に耳をかたむけるのです。そして、貴方も勝つ人、他人に影響を及ぼす人にならなければならないのです。



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