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ゲリラ広告戦略10原則


ブレーン社の広野さんが書いたゲリラ広告戦略というのを見つけた。
広告は「告知」という点で企業にはなくてはならないものだが、広告を掲載するにあたっての注意点を引用する。
1.予算は目標から算定する
広告予算の算定には「広告目標から割り出す法」「競合企業との比較検討から割り出す法」「売上、利益計画から割り出す法」の3つがある。弱者は目的予算に絞り、集中することで効果が出る。
確かに、メガネで有名なJINSは、通常一年間の広告予算が1億円のところ、新規に勝負をかけたときは、ひと月で4億円の予算をかけたという。
2.ターゲットを絞る
消費者の層や地域等、競合先の盲点やニッチなど、ジグソーパズルではないが、ピースを集めることでターゲットが見えてくるものである。
3.部分の勝利を拡大する
部分一位主義とはよく言われる。面的な広告は予算もかかるし、大手との対抗も難しい、それに比べ点的な広告は予算も絞り込めるし、効率的な告知が可能となる。まずは部分で勝つ。
4.集中・波状に挑む
寄せては返す波の音のように、すべてを最初から出し切るのではなく、相手が攻めてくることも想定し、集中打が波状的というスタンスをとることも忘れないようにする。
5.敵のキャンペーンに便乗せよ
広告の効果は、”需要の創造”と”ブランド差別化”の二つに大別されるが、常に強者のキャンペーンは、需要の創造に指向しがちだ。そこで、弱者はブランド差別化を目指す。
6.同一化の中の差別化を狙う
強者に便乗しているかのようにし、売りに直結する差別化を売り出し強調する。キャッチフレーズなどもはやらせることで効果は拡大する。
7.パブリシティを最重要視する
コミュニティに注目してもらい、興味を持たせる方法を使い。好感度を上げる
8.セールス活動とリンクし、組織的に動く
広告はセールスとの連動が不可欠である。成果重視という点から、実績を常に意識して組織的に動く
9.計画性を重視する
PDCAのサイクルは必須である。無計画は効果測定が無いに等しい。常に計画と期待成果を明確にそれを重視する
10.効果が出るまで繰り返す
繰り返し繰り返し行うことで、それが習慣となり力となる。
短期的短絡的に考えず、繰り返しという努力を怠らないこと。














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