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ネアカとネクラ

小さな成功体験を積み重ねる。これが、人をたくましくするし、自信というかけがえのない財産を作ることにつながる。

自信は企業成長のキーワード

 一時代前に人の性格を表現する方法として「ネクラ」とか「ネアカ」といった言葉をよく使いました。
ネクラとは性格が暗い人を指し、ネアカとは性格が明るい人を指したような気がします。
では、このような性格形成はどのようにして作られるのかを考えたことはありますでしょうか。
私は仕事柄様々な性格の人達とお会いします。
その結論から申し上げますと「ネクラ」はいないというのが私の正直な感想です。
私が行っている話し方のセミナーには様々な方がいらっしゃいます。
皆さんは会社ではネクラといわれセミナーに出されるのでしょう。気の毒なことですが、その人と、話題を探求しながら話をすると人格が変わったように話し出すことがあります。
これは、その人の琴線に触れたのだろうと思います。
その時の彼・彼女を見ていると、はたして、この人は本当にネクラなのだろうかと疑いたくなる事象を数多く目にしてきました。
驚いたのは、参加をする前から、電話を何度となく酔っ払って掛けてよこした人がいました。
お会いすれば、容姿は今流行のお宅タイプ、自分からは決して必要なこと以外は話さない、強度の緊張からか名刺を渡す手が受取れないほど震えていました。
その彼が変化をするのです。他に参加している受講生も驚きます。
私はこのような情景を何度となく見てきました。
そのキーワードは「自信」なのです。ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが、今回のテーマである「自信と信頼」に含まれる「自信」は企業、いや個人にとっても非常に重要なキーワード足りえるのです。
結局、積極的な人(ネアカ)は、子供の頃からの「自信」の体系と構築を数多く積んだ人では無いかと思います。つまり、小さな自信の積み重ねが今の自分を創っているという事です。
自信をつける機会を得られなかった人や、逆に与えられなかった人はその分野では積極的になりえないので、自分の世界の中に入り込みます。
子供の頃、人前で歌を歌った・・・上手だねといわれる。これで小さな自信が構築される。次に別のところでまた歌う・・・上手だね、さすがお母さんの子などと言われて、また、自信が構築される。
このようなことの繰り返しで、だんだんと積極的な自分が構築されていくのではないでしょうか。企業内でも同様のことがおきます。意識して行った仕事に対して・・・企業内での自信醸成システムについては次回とさせていただきます。








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