食神（心の開放ー功名型）子供の性格
【天賦能力】
学校や社会に対し、何か役に立ちたいという奉仕の心があります。
そのために、自分の持っている才能や能力を使いたいという心なのです。
人がなかなか気づかない細かいことを、鋭敏に感じ取るセンスがあります。
徹底したこだわりの職人、未来技術を担うエンジニア、宗教家、社会革命家の才能があります。
動物園・TVのニュースなど何を見ても聞いても、この子の観察眼・意見を聞いてあげると才能が必ず伸びていきます。
【天賦能力：詳細表示】
心の開放型の能力ですが、どちらかというと自分の才能を開放させた結果、人を見下したいという行動になりがちです。
言葉が巧みなのですが、子供であればその動機まで判断できる時期です。
人を馬鹿にしたりするような言葉が多ければ、間違い無くそういった心があります。
しかし、自分の能力を開花させるための「努力」は惜しみませんので、今の複雑な世の中では、一芸に秀でた才能を発揮しやすいタイプと言えましょう。
問題は才能を開花させる”動機・目的”をしっかりと教育することです。
【得意科目】
この子にはおおざっぱな教え方はいけません。
教え方は細かければ細かい程、良いのです。
悪く言えば、重箱の隅をつつくような説明も必要であるということです。
細かい数値などを扱う科目すなわち数学や理科、技術などが得意です。
または、その繊細な頭脳・感性を生かすことができる音楽や芸術などの分野も得意です。
【友達選び】
この子は、もともと心が開放されているので、自分の才能を発揮して認められたいという気持ちがあります。
そのために人を馬鹿にしたり、キツイことを言ったりすることがあります。
ですから、この子にふさわしい能力をもった友達は「管理型」または「好奇心型」です。
管理型は、自分をきちんと自制することを教えてくれますし、好奇心型は、人から好かれるコツを教えてくれるからです。
【叱り方】
社会的な”善悪”と叱る”理由”を最初に明確にして叱ること。
この子の発想は、奇想天外ですので、大人を驚かせることがあります。
しかし、大人の固まった価値観が元になった、感情的な叱り方はだめです。
手取り足とり、これ以上詳しくは叱れないという程度にまで詳細を考えてから叱ること。
叱られる行動の背景にある動機まで分析する工夫が必要です。
親や目上に、意外にうまく取り入ることが上手なので、それに騙されないこと。
【長所と短所】
＜長所＞
・本質が丁の人は火の如く、情熱的で風流で知的な考え方をします。
自分から積極的に外部に働きかけるような行動は少ないのです。
基本的には楽天家で、何があっても極端には落ち込まない性格です。
＜短所＞
・あまり短所とは言えませんが、どちらかというと受動的なので誘われたら断るのが苦手です。
【対応の仕方】
この子供は、正義感が強く、曲がったことが許せません。
ですから、理不尽な大人の習慣を押しつけてはいけません。
善悪をハッキリと説明し、納得させることが重要です。
誘われたら断れないので、悪友には気をつけることです。
人を傷つけるのが何より嫌いなので、大人の観点から、友達を非難することもタブーです。
何事も丁寧に教え諭すような接し方が基本。
急激な変化や成功などを望んではいけません。
【職業適性】
鋭い感性を生かした技術職や開発職。
こだわりの料理人、芸術家、音楽家などの芸能関係、品質管理、安全管理などの繊細さが要求される職業。
例えて言えば、自動車の燃費をあと１０％改良させるにはどうしたら良いのか？を研究開発するような改良型の職種が適性です。
組織の中間管理職には向きません。
企業のオーナーか組織の中では部下をもたない１匹狼的専門職。人間の管理は不得意なので、組織人を要求される職場では難しいものがあります。
【歴史上の人物】
織田信長・・・時代の常識をことごとく打ち破り、この時代に自分なりに世界戦略を練っていたとは驚くべき才能です。
型にはまらない、型破りの考えをこの子はもっていますので、親の常識や経験でこの子を判断しないように。
むしろこの子の感性をなるべく認めてあげる大きな心が親や先生には必要です。
無理に大きな会社に就職させようとしたりするのは良くありません。
【行動様式】（ありとキリギリスでたとえると）
もともと心が開放されていますので、人との比較などには関心がなく、自分の関心があることには、とことん凝ってしまう子です。
ですから無我夢中になってしまうと、先のことなどを忘れて、趣味嗜好に走ってしまう傾向があります。
決して悪い気持ちはないのですが、どうしてもこの子はその場限りの楽しみを選択しがちですからキリギリスに分類できます。
決して怠け者という意味ではありませんので、ご安心を。
野球選手で例えると
型にこだわらない自分のセンスで打つ職人気質のバッターの能力です。
チ－ムのために自分を犠牲にするのは好みません。
監督から犠牲バントのサインが出れば、反抗したい気持ちになってしまいます。
自分の才能やセンスを試合でアピールし、才能を見せつけることで、納得し自分の存在感を確かめたいのです。
ですから人の真似をしようということはありませんし、敵に対し競争心をむきだしにすることもありません。
お金よりも、如何に自分の才能を磨くかを最優先するタイプです。
【いじめをする方？される方？】
この子は、もともと心が開放されているので、いじめる気持ちはなくても、遊び心で弱い者をいじめることがあるかもしれません。
しかし本人は決してそういう気があるわけではありません。
この子の場合は、もしいじめる方であれば親や先生が厳しく叱っても良い子です。
人の心に遠慮なく入っていくタイプで、意外に人を傷つけやすいので、このチャンスに徹底的に指導することです。
善悪の感覚が麻痺するようなＴＶやビデオ、ゲームなどは極力させないことです。
【落ち着き】
落ち着きがないその内容を、正確に観察してください。
この子の場合、神経が高ぶると、親や先生がカチンとくる攻撃的な発言をしやすく、またしゃべりまくるといったタイプです。
ですからそういった意味での落ち着きがないという評価は、あまり気にする必要はありません。
しかし、運動会や遠足、学芸会などのイベントの前日など、緊張したり神経質になる日に特に落ち着きがないなと思ったらアトピーの可能性を疑って下さい。
他の子に比べアトピーが表に表れやすい体質です。
【心と体】
神経が過敏になり悩みがちで、食欲が減退し、免疫が弱くなり、回復が遅れます。
ムラが特に目立ち、睡眠が浅く体力が維持できない為、だらだらしてしまいます。
体に良い物に気遣う事も必要ですが、食べなければという義務感を与えるとさらに追いこまれます。
本来は生真面目で、期待に応えようと気持ちだけが焦ってしまいます。
体調の変化に合わせたメニューと接し方が影響します。
とにかく、食が細くなるのが問題ですから、少量でも栄養が吸収できる物を食べさせましょう。
体調が優れない時は、叱咤激励よりも安心させる言葉掛けが大事。
食欲のない時には視覚的に工夫を凝らし、楽しみながら食べさせてあげましょう。
この子ﾟは、アレルゲンが現れなくても、心因性でアレルギーが現れることが多く、親の必要以上の過大な期待や家庭不和、環境からアトーピー症状が現れることもまれではありません。
掲載事項に関して
当ホームページに記載している内容は当該生まれ日を元に、一般的な性格等を記述したものです。
