比肩(人指向・独立型)で己(つちのと)の性格を鑑定して見てみました。

ヒューマンバリュー鑑定研究所

比肩(人指向・独立型)子供の性格

【天賦能力】

1人でコツコツと細かい仕事をやるよりも、人と接触したりケンカなどをしながら、人の輪を広げて行く能力です。
熱心にやるのが周囲にも分かるので、仲良しグループや派閥などを超越して、人脈を形成していく能力があります。
ときに、競争社会での競争が生きがいになります。
従ってスポーツやお稽古事なども集団でやるものを選択すると能力が訓練されます。
学校などでは、人の世話役などをやってもらうのも良いでしょう。


【天賦能力:詳細表示】

人指向型の能力ですが、人から指示されるのが嫌いでどちらかというと、自分の力だけで人脈を築いていかないと、納得できないのです。
ですから、自分の運と人脈は自分で切り開いていく、という一本気の精神があります。
目上が準備した環境では満足できません。
これが行きすぎると、目下に命令するのは好きでよく指示する反面、目上の言うことを聞かず、自分の意見だけを押し通す「頑固者の子」になります。
このあたりを良く理解して、教育の方針を決めることです。

【得意科目】

細かい数値を計算する科目よりも、人・社会・生き物に関する科目、すなわち社会、経済、理科などが得意です。
この子に教える場合は、実際の世の中や社会で人とのかかわり合いで、どのようなことに将来役に立つのか?を最初に説明することが大切です。
つまり、自分が大人になった時、今習っていることがどういうことに応用できるのかを説明してあげましょう。
またライバルがいる方が、勉強は飛躍的に進みます。友達と一緒に勉強するのも、人から刺激を受けますので良い方法です。

【友達選び】

この子は、何事も精魂尽き果てるまで熱心にやるのですが、あまりにも熱中し過ぎて、人の気持ちを無視してしまうとか、あるいは、破ってはいけない規則なども破ってしまうことがあります。
ですから、この子にふさわしい能力をもった友達は「納得・支配型」または「管理型」です。
納得支配型の子は、実行する前にまず戦略を練ることを教えてくれますし、管理型はルールを守ることを教えてくれるからです。

【叱り方】

お隣の〇〇ちゃんも、できているのよ。貴方にもできるはずよ、一緒にやってみましょうね。
といって競争心をあおるのが効果的です。
但し劣等感をいだかせると逆効果です。
比較する対象は兄弟ではダメ。
この子が日頃からライバル心を感じている友達がベストなのです。
この子は、物事の善悪を誤った行動をした場合には、父親のゲンコツもOKです。
しかし、その後は、母親がフォローすることも忘れずに。

【長所と短所】

<長所>
・本質が田園の人は、何を植えても良く育つ土壌のように、愛情豊かで人気者になりやすい特徴があります。
人間的には優しく柔軟で強い正義感を持ち、母なる大地のようなタイプです。
この人がいるだけで周囲がなごやかになり、学校のクラスや部活には欠かせないタイプです。
<短所>
・その反面、色々と迷いやすく、大胆に決断して実行するということが苦手です。

【対応の仕方】

この子供は、気に入った友達や、大好きな両親と一緒に楽しく過ごすことが何よりも嬉しいのです。
ですから、ゲームや遊びをしてもその勝ち負けにはこだわらずプロセスが楽しくなる工夫をしましょう。
1人でさせる遊びは好みません。
人の感情には敏感ですから感情的な叱り方をすると、自閉症になります。一言一言、じっくりと、心にしみわたるような叱り方が基本です。理論先行の叱り方もだめ。

【職業適性】

人脈形成能力と激しい競争心を生かした営業職が適性です。
但し決して叩き売りといった営業ではありません。
輪を広げてその結果が営業に結びつくのです。
人脈形成能力を生かした会社経営、複数の会社や組織の調整役、政治団体、政治家、大企業に立ち向かうベンチャー企業家などが適性にあっている職業です。
細かな事務処理や経理処理などは向きません。

【歴史上の人物】

最澄・・・空海のライバルとして、同じ時期に密教を日本に伝えた人物です。
空海が直感的に密教の奥義を悟ったことに対し、最澄は空海に対するライバル心が強すぎて、空海に教えを乞うことができずに原書の1文字1文字を熟読した学術指向の人です。
最澄の開いた比叡山が学術指向であるのも、ここに原因があるのです。
このような強烈なライバル心をこの子はもっていますので、気軽に人に教えを乞う姿勢を学ばせると良いでしょう。

【行動様式】(ありとキリギリスでたとえると)

1人でいると孤独を感じるタイプです。苦労はあっても、人の輪の中で熱心に働いた方が楽しく感じる子です。
この子は、人が苦労しているのを見て、自分だけ遊びほうけていることはできません。
ですからこの子はアリに分類できます。
しかし、決してコツコツやらないといけないと思っているわけではなく、1人ぼっちが嫌いという動機ですので、よくよく心の観察が重要です。

野球選手で例えると

チームメイトの誰とでもうまく付き合い、チームを組織としてまとめるキャッチャーの能力です。
敵に対しては、誰よりも競争心をもっていて勝ちたい!という心情があります。
ですから、試合中においても、声を大きく出して、闘争本能をむきだしにしますので、チームの機関車になることができます。
何のために勝つのか?という理由はいらないのです。
敵がいるから勝ちたいと純粋にそう思うのです。

【いじめをする方?される方?】

この子は、人とうまくやっていく能力があるので、いじめられたり、いじめたりということは好きではありません。
というより人が常に自分の周りにいるような環境でないと生きていけないので、友達を大事にします。いじめられるとしたらアクが強すぎてということが理由ですが、いじめをはね返す強さがありますので、そんなに親が気にしなくても良いでしょう。

【落ち着き】

落ち着きがないその内容を、正確に観察してください。
この子の場合、友達が持っていれば、自分も欲しくなり我侭を言いますし、欲しいものを何としても手にいれたくて、体中で欲しい欲しいと表現するタイプです。
ですからそういった意味での落ち着きがないという評価は、あまり気にする必要はありません。
しかし、運動会や遠足、学芸会などのイベントの前日など、緊張したり神経質になる日に特に落ち着きがないなと思ったらアトピーの可能性を疑って下さい。
しかし他の子に比べアトピーにはなりにくい体質です。

【心と体】

緊張状態に入ると、表情がきつくなりテンションがあがってきます。
行動が機敏に見え、やや興奮状態が続きます。
周囲からは、活発と評価されがちです。
が、内面での葛藤や、自分の目標達成の為に向けるエネルギーの消費が激しく、攻撃性が増します。
また、好き嫌いが激しいところから栄養の片寄りがみられ貧血、骨格の成長が遅くなりがちです。
持久力・感情の安定が得にくく、無鉄砲に突き進んでは、大きな失敗を繰り返し、精神的に落ち込む事を繰り返しやすいでしょう。
る程度、運動で体を動かすほうが、心因性の病気にはかかりにくいでしょう。
注意としては、普段から鉄・カルシウムを多くとる食事が必要です。

掲載事項に関して

当ホームページに記載している内容は当該生まれ日を元に、一般的な性格等を記述したものです。

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