求めよさらば与えられん。

精神修養/自ら求める人生


積極的人生を歩むための基本は求める事にあります。
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精神修養

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自ら求める人生



  読むもの、見るもの、聞くもの、考えることや、話すことなど、より積極性のあるものを求めることが、自然にできるように習慣づけましょう。
 これには二つの理由があります。まず、そうすることにより、より強く、より幸せになることができ、人の善意も見えてくるからです。
 こういう習慣が身につけば、日一日人と事態はよくなり、自分を取り巻く世界も輝きを増し、美しさを増してくるのです。 第二の理由は、こうした習慣で富を増やすことができるようになるということです。この習慣で、力強い性格が育ち、豊かな将来を自分のものにすることができるようになるのです。
 今日からは積極的に、はっきり前向きに考える精神修養をするように、毎朝毎晩、努力しましょう。いかに急速に貴方の人生が変わってくるか、貴方自身も驚くことでしょう。 普通の人なら1週間かかることを、8時間でやってのけるような人がいます。なぜそういうことができるのか考えてみたことがあるでしょうか。
そういう人は常に前に進もうとする本能を持っています。そういう人は明確な計画をつくり、時間を有効に使い、効果的に行動する習慣が精神修養を通して身についているのです。貴方もこうした精神修養をすることができるのです。
 朝、鏡の前で顔を洗う時から、まず始めましょう。今日一日の計画をつくることから始めましょう。顔を洗いながら考えるのです。「さて、今日は何をしようか。」自分の顔に感心したり、鏡や歯ブラシに文句をつけたりしていてはダメです。
朝、未だ寝ぼけているうちにも、積極的なスタートをきるように決心することが大切なのです。
 これができれば、朝食をすませて外に出る頃には、その日の計画ができ上っているはずです。
その計画を直ちに実行に移すのです。4人の人に会う計画を立てたら、必ず4人に会うのです。きめた訪問先は必ず訪ねるのです。事務所での仕事が決まっていれば、それを直ちにすることです。
 朝の仕事が完了したら、昼食にうつります。しかし、昼食のあとをブラブラすごしていてはだめです。したいことを日記に明確に書き出して、午後の計画を立てましょう。
まず、これからの1時間の計画、そして2時間の計画を具体的にするのです。それができれば、5時間の計画もできます。そのプランを実行すれば、1日の計画、あるいは2日間の計画さえたてることができるようになります。
この次は1週間です。そして1ヶ月、1年と計画ができるようになるのです。 するべきことをはっきりと決めて、それを実行に移します。
頭がつかれてきたら、別のことに切りかえるようにしましょう。この切りかえは精神を活発にするのに効果的です。 一つ目の目標を定め。その日の目標に全てを集中し、余計な事を頭から一掃します。それをやり遂げたら、休む。つかれたら、休んで、別の目標に切りかえよう。
今度は、それに全力投球するのです。 まわりがどうあろうと、一つのことに完全に集中することが大切です。騒がしい所では仕事ができないこぼす人もいますが、本当に集中していれば、まわりの雑音は消えてしまうのです。完全に集中していないから、まわりの物音がじゃまになって、仕事がすすまなくなるのです。精神を集中せることです。
 成功者はすべて精神を集中することができた人々です。すべての行動の前に、精神を集中することが大切なのです。
極度の精神の集中は身心ともにつかれるものです。時々、リラックスして、バッテリーを充電しなければなりません。 自分の行動の計画をたて、実行を始めたら、時々立ち止まってみることも大切です。もちろん、仕事を終えたら、止まるのです。しかし、一つの仕事が完了していない場合でも、つかれたことが分かったら、行動を変える必要があります。今やっていることに関係のない本を出して読むのも良いでしょう。新しくオープンしたレストランに出かけてみるのも良いでしょう。
これでまた元気になったら、次の目標に向けて突き進むのです。ギヤを入れかえて、仕事を再スタートするのです。それができれば、1日8時間以上、あるいは12時間以上も、何のトラブルもなく、仕事ができるようになるのです。 これで、自分が本当に大きなことができるようになったことが分かってきます。一日、一つの事に4時間しかかけられなかったら、その4時間を完全にやりきるのです。 一日の終わりに、自分のやったことを正直に検討しましょう。よくできたと分かれば、自分自身に、「おめでとう!」というのです。よくできなかったと分かったら、大いに自己反省をしなければなりません。よくできたかどうかを明確に判断できるようにしなければならないのです。それができれば、自分が設定した目標に到達する方法を改善することができるからです。そうすれば、自分のすることに大きい自信が持てるようになるからです。



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