輝かしい未来を想像(創造)してみよう。

精神修養/人生経験と生きた量


生きるとは年数だけではなく経験の量によっても計測できるのではないでしょうか。
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精神修養
 
 
 
 

人生経験と生きた量



 現在という時間が、砂時計の砂のように貴方の生活から流れ出て行きます。
貴方は、心の中であなたの未来に手を伸ばすことができます。頭の中で、貴方と家族の将来の生活ぶりを描き出すこともできるのです。 楽しい旅行、くつろげる家、家族との楽しく幸せな生活。朝日覚めた時、いつもこうした事柄を心の中にはっきりと描き出すことにより、自分自身の将来が明確にできるのです。
健康に心がける他にも、貴方のいのちの量を伸ばす方法があります。
Aさんは10年もの間にある経験を重ねました。
Bさんは、同じ10年の間にその倍の経験を重ねたとします。
考え方によっては、Bさんは10年ではなく、20年の経験を持ったことになり、その分だけ長く生きたことになるとも考えられます。
経験に変化が無く、繰り返しただけでは、このような考え方が出るのです。
併せて、時間を計るには次のような方法もあります。
一つは経験の数で計る方法であり、いま一つは経験の深さで計る方法です。
普通の人は、一生にそれほど沢山の経験をすることはできないものです。私は10年、洋服屋をやった。魚屋をやった、牛乳屋をやった。という言い方がありますが、それを漫然と行ったのでは、それはただ同じ1年の経験を10回くり返したにすぎないという考え方もあるのです。これは平凡という視点からはそれで良いと思いますが、よりよい生活を送りたいと考えた場合には、それなりの行動革新が求められるのではないでしょうか。
人間には経験というものが必要です、自分の経験に基づいて物事を判断するからです。しかし、経験は確かにすぐれた教師ではあるのですが、自分の経験だけをたよりにするのは好ましい人間のすることではないと思います。
人生において、いろいろな決定ができるだけの経験を自分一人で持とうとすれば、それは膨大な時間を要すとともに、実際問題としてなかなか難しいものがあります。
 すべてのことを自分の経験のみに頼る人々は、視野のせまい限られた人生しか送れない気の毒な人だともいえます。
 結婚しても、夫婦でいつもお金のことばかり心配しているのでは、二人でいても何の楽しみもなくなってしまいます。
仕事を持っていても、家賃を払って食べていくのが精一杯だったり、ローンの支払いに追いまわされたり、海外旅行も夢のまた夢となって一生終わってしまうような状態では、まさしく経済的敗者と言われてしまいます。
ここで、貴方の将来の人生が灰色の苦しいものになるか、あるいはバラ色の楽しいものになるか、しっかりと想像してみるべきです。



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