偏官(管理・革新型)で壬(みずのえ)の性格を鑑定して見てみました。

ヒューマンバリュー鑑定研究所

偏官(管理・革新型)子供の性格

【天賦能力】

秩序を作り、そのルールを守らせる組織管理能力が天賦の才能です。
学校では先生の補佐役として活躍すれば、能力発揮します。
クラブ活動では、レギュラーになれなくても、マネージャーとして活躍すれば、能力が訓練されます。
一匹狼ではなく、組織の一員として、活躍できるような育て方が基本です。
もっと言えば、良い先輩や良い先生が多くいる学校では、どんどん成長する子です。


【天賦能力:詳細表示】

管理型の能力ですが、何を管理するかと言えば、まず最初に自分を厳しく管理する能力です。
従って親や先生から見れば、「お利口さん」と見える能力です。
しかし、言いかえれば、本音が言えない、世間や友人の評価を気にするということです。
ですから校内暴力やイジメのない学校では、ストレスもなく良いのですが、ワルや不良がいる学校では、悩みがつきません。
友人に対する不満や先生に対する不平があったとしても、この子から出てくることはあまりありません。
もしあったら、よっぽどのことなのでしょう。
このあたりを良く理解して教育の方針を決めることです。

【得意科目】

この子は、比較的素直に先生の教えたことを習得する才能はあります。
ですから、平均点を取るのは得意です。
勉強もしなければならない、と本人は思っていますので、追い討ちをかけて「親が勉強しなさい」では切れてしまいます。
成績の悪い科目があるのであれば、必ずそこに強烈な原因があるはずです。
勉強しなければならないと常に自分の心に鞭打っているにも関わらず、成果が上がらないのですから。
その多くは、どこかこの子にはピンとこない壁があるのです。
その壁が何なのか?を一緒に見つけてあげましょう。

【友達選び】

この子は親や先生に管理されて、それに正しく従う能力がありますので、指示されたことは真面目にコツコツとやり遂げます。
反面あまりにも考えが堅くて、自分の才能を発揮したり主張をしたりすることが不得手です。
ですから、この子にふさわしい能力をもった友達は「心の開放型」または「人指向型」です。
開放型は、自分の才能を巧妙に発揮して有名になっていく術を心得ているからです。
人指向型は、とにかくガンガンやっていくパワーがあるからです。

【叱り方】

普通は、規則や組織に従うことに不平を言わないで、枠をはずれることはない子です。
ですから、よっぽど我慢できないことがあったときにしか叱られるようなことはしないはずです。
つまり、何かがこの子に起きている、ということですからその行動の原因を聞いてあげましょう。
原因も聞かないで、厳しく叱りすぎると、この子は臆病になって将来会社に入った時、上司のごますりで生きていくようになります。
むしろこの子の場合、良く反発してくれたと誉めてあげるべきなのです。

【長所と短所】

<長所>
・本質が丁の人は火の如く、情熱的で風流で知的な考え方をします。
自分から積極的に外部に働きかけるような行動は少ないのです。
基本的には楽天家で、何があっても極端には落ち込まない性格です。
<短所>
・あまり短所とは言えませんが、どちらかというと受動的なので誘われたら断るのが苦手です。

【対応の仕方】

この子供は、正義感が強く、曲がったことが許せません。
ですから、理不尽な大人の習慣を押しつけてはいけません。
善悪をハッキリと説明し、納得させることが重要です。
誘われたら断れないので、悪友には気をつけることです。
人を傷つけるのが何より嫌いなので、大人の観点から、友達を非難することもタブーです。
何事も丁寧に教え諭すような接し方が基本。
急激な変化や成功などを望んではいけません。

【職業適性】

上司から見て、使いやすいと思う才能です。
同時に、部下から見て従っていきたいと思う才能でもあります。
部下を育て管理する職業が適性です。
始末書を、部下のために喜んで書くタイプです。
中間管理職、監督業、公務員や上級サラリーマンに多いタイプです。
1人で独立してやるのは向きません。独立するなら部下を率いて独立しましょう。
常に組織という土台があって初めて能力発揮ができます。
くれぐれも1匹狼にはならないように注意しましょう。

【歴史上の人物】

豊臣秀吉・・・・織田信長という主君に管理されている間は、才能を発揮して実績をあげた秀吉ですが、トップに立ってしまってからは何をやって良いかわからずに、朝鮮出兵といった愚作で自滅したのです。
つまり、この子は信長のような名君に仕え、管理されてはじめて組織の中で大衆をうまくまとめるという才能を発揮するのです。
名君に出会えるように、学歴などの環境は親が整えてあげましょう。

【行動様式】(ありとキリギリスでたとえると)

この子は親や先生に管理されて、それに正しく従う能力がありますので、指示されたことは真面目にコツコツとやり遂げます。
先生からたまには、キリギリスのように羽目をはずしたら言われても、なかなかそうはできない子です。
すなわち、この子はコツコツと働くアリに分類できます。ですから、この子に鞭打って、働かす必要はありません。

野球選手で例えると

試合全体を管理する、公正なアンパイヤの能力です。
または、甲子園に常に出場する名監督、すなわち選手を育てる能力です。
試合の全体を管理し、観客のイラダチや不満などの暴走行為になりそうな場合も、うまくそれを納得させるようなジャッジを行います。
つまり正確で機械のようなジャッジではなく、気持ち良く試合が進み、選手がお互いに燃えるような采配がうまいのです。
つまり臨機応変な管理能力があるのです。

【いじめをする方?される方?】

この子は、先生や親の言うことを良く聞く方ですから、比較的模範生と判断されます。
言い方を変えれば、どことなくパワーが感じられないので、イジメられる方になりやすいのです。
そしていじめられても、自分の中で耐えて消化しようと努力する方ですので、ストレスがたまりやすく注意が必要です。
日頃から親や先生は、「ルールや規則は破るためにある」といったくらいの指導をこの子にはした方が良いのです。
そういった開放的な考えができるようになれば、万一の場合でも誰かに相談するようになります。

【落ち着き】

落ち着きがないその内容を、正確に観察してください。
この子の場合、神経が高ぶると、親や先生からみて、何となく暗い顔をして悩んで苦しんでいることがハッキリと分かるタイプです。
ですからそういった意味での落ち着きがないという評価は、あまり気にする必要はありません。
しかし、運動会や遠足、学芸会などのイベントの前日など、緊張したり神経質になる日に特に落ち着きがないなと思ったらアトピーの可能性を疑って下さい。
他の子に比べ少しアトピーが表に表れやすい体質です。

【心と体】

行動力があり、大抵のことは忠実にこなしていきます。
指示されたことは、忠実に守ろうとしますが、喜ばれようとするあまり、ハードワークから体調の変化や感情の起伏が激しくなることもあります。
追いつめられると、かんしゃくを起こすことがあります。
このタイプはじっとしていることが苦手で、ある程度自由に好きなことをやらせてあげる時間、体を動かす時間が必要になります。
親の期待に応えてくれるからといって、お稽古事や塾など型にはめすぎはストレスが増大します。

掲載事項に関して

当ホームページに記載している内容は当該生まれ日を元に、一般的な性格等を記述したものです。

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