偏財(納得・統率型)で乙(きのと)の性格を鑑定して見てみました。

ヒューマンバリュー鑑定研究所

偏財(納得・統率型)子供の性格

【天賦能力】

人の心を読み取り、それに応えようとする天賦の才能です。
つまり人がどういったことを求め、何をしてもらいたいのか?を察知する能力です。
それがマーケット分析能力にまで訓練されれば、将来は事業家になります。
TVのニュースを見てもその背景や隠された本当の内容まで親が解説してあげると、その能力が訓練されます。表面上の解説だけでは納得しない子です。


【天賦能力:詳細表示】

納得・支配型の能力ですが、どちらかというと、親や先生から見ると大変に”頼り甲斐のある子”と見られます。
危なっかしいことはせず、誠実にコツコツと責任をもって与えられたことをやってくれます。反面、友達と馬鹿な遊びをしたり、騒いだりといった羽目をはずす行為をしないので、面白みは感じられませんが、それが才能なのです。
ですから多くの人をハッタリで扇動したりすることはできません。このあたりを良く理解して教育の方針を決めることです。

【得意科目】

この子は、なぜそうなるか、その根本となる原理が分からないと応用は絶対にやりたくないと思う子です。
数学の公式を公式として覚えないといけないということが嫌なのです。
ですから、教科書通りの教え方では絶対に伸びません。
先生が習得した独自のノウハウで根本原理から教えていって、応用までいかないと納得しないのです。
ですから先生次第で、飛躍的に成績が上がったり、下がったりします。
この子が嫌いな教科は、そのまま嫌いな先生であることを認識して下さい。
逆に先生が良ければ一気にノウハウを吸収していきますので、成績は上がります。

【友達選び】

この子は何をやるにしても計画と先を考えてから行動します。
そのために、羽目をはずして思いきり笑うといったことができずに、人生を楽しむことが不得意なのです。
ですから、この子にふさわしい能力をもった友達は「好奇心型」です。
好奇心型は、何事にも損得抜きに関心をもってしまい、それに夢中になってしまうロマンをもっています。
すなわちこのロマンを教えてくれるからです。

【叱り方】

行動の背後には必ずこの子なりの理由と計画性があります。
ですからなぜそういった行動をしたかを最初にヒアリングすること。
最初に手を出すのはもっての他です。
その行動の元になった考え方が悪であれば考え方自体を叱ること。
行為そのものを叱ってもだめ。行動の元になった考え方が善であれば、考え方をまず誉めましょう、次に行動のやり方を指導すること。
表面の行動を叱ると自分を理解しない敵と見なすようになります。

【長所と短所】

<長所>
・本質が草花の人は青信号でも、左見て右見てまた左見て渡るタイプ。
他人に気を使い神経質な面があります。
しかし、優しく温和で心に害を持たない長所があります。
草花は、自分から他のものに影響を与えることはありません。
すぐには絶対行動せず、時が熟すまでじっと待つタイプです。
<短所>
・自信のなさが災いして、他人から影響されやすい傾向があります。
人に頼ることが多く、気が小さくなりがちです。

【対応の仕方】

この子供は、意外に人に左右されやすいので、友達を良く選んであげましょう。
ワルに引きこまれると、そこから抜け出すことは自分の力では不可能です。
「全ての責任は持ってあげるから自由に遠慮なくやってごらん」という育て方が基本。
心配させたり、気を使わせない方が良いのです。

【職業適性】

自分が納得いかないことは、絶対に行動しない才能です。
無理に行動させても、表面だけやっているように振舞うだけです。
結果として相手の心理を読み取り、それに相応しい商品やサービスを提供できるビジネス能力があります。
悪く言えば、ズルクやれる才能があります。
スポーツの分野では、野球より経済の江川卓(プロ野球のベンチに初めて日経新聞を持ちこんだ)、巧みな投球術の桑田真澄。
ビジネス分野では一見Windowsという甘いOSを提供して、富豪になったビルゲイツ、ITの先駆者である孫正義があげられます。

【歴史上の人物】

徳川家康・・・ 大名の心を読みながら、綿密な戦略と計画を練って、徳川200年の基盤を作った家康の才能と同じものをこの子はもっています。
従って、いじめられたり、いじめたり、先生にしかられたり、親から殴られたり、誉められたり、とにかくいろいろな経験をさせればさせるほど、人の心情が理解できる子に育っていきます。
それが将来は家康のような戦略家に育てるコツです。
このタイプの能力は、そういった厳しい訓練がされないと開花しません。

【行動様式】(ありとキリギリスでたとえると)

この子は何をやるにしても計画と先を考えてから行動します。
ですから今の時を無駄に遊んで暮らすということは絶対にあり得ません。
すなわち、この子は計画的に働いたアリに分類できます。
もし、この子が遊びほうけている場合は、ストレスが限界にまで来ている証拠ですから、ストレスの原因究明が必要です。

野球選手で例えると

打者の心を読み、臨機応変な球を投げる頭脳型ピッチャーの能力です。
速球一本ではありません。
敵に対しては誰よりも競争心をもっていて勝ちたい!という振りはするかもしれませんが、心の中では常に沈着冷静に戦略を練っていて、決して心から激怒することはありません。
激怒するのも計算された行動なのです。
そういう意味では純粋ではありませんが、そういった才能がピッチャーというポジションには要求されるのです。

【いじめをする方?される方?】

この子は、人の心をうまくつかみ、組織の中心的役割を果しますので、もしいじめる方になれば陰湿になり、いじめの度合いが大きくなる可能性があります。
ですから善悪の教育は厳しくしなければなりません。
もし善の判断ができる子に育っていれば、自分が中心となっていじめをなくすように行動をおこすことでしょう。
もし善悪の判断ができない子であれば、ズルガシコくて、先生の手には負えない悪の大将になってしまう可能性もあります。
悪の戦略思考が身につくようなTVやビデオ、ゲームなどは極力させないことです。

【落ち着き】

落ち着きがないその内容を、正確に観察してください。
この子の場合、神経が高ぶると、親や先生からみて、何となく納得できないような顔をしてイライラしていることがハッキリと分かるタイプです。
ですからそういった意味での落ち着きがないという評価は、あまり気にする必要はありません。
しかし、運動会や遠足、学芸会などのイベントの前日など、緊張したり神経質になる日に特に落ち着きがないなと思ったらアトピーの可能性を疑って下さい。
他の子に比べ少しアトピーが表に表れやすい体質です。

【心と体】

コツコツと自分なりのペースで、物事を積み上げ進めていき、自分の考えで行動します。
しかし、アトピーの傾向が現れると、体力の回復が悪くなり、考えがまとまらないようになってきます。
足並みを揃えようとすると焦って、イライラした雰囲気になってきます。人の目や評価が気になり、周囲を気にした立ち振る舞いをするようになります。
そのため、自分の考えは後回しに、内向していく傾向があり、結果として周囲に流され、悪い友人に振り回されてしまうでしょう。
歯切れの悪い応答をするため、親から見ても何が言いたいのか良く分からず優柔不断が目立ち、しっかりしなさいと注意を受けることが多くなります。

掲載事項に関して

当ホームページに記載している内容は当該生まれ日を元に、一般的な性格等を記述したものです。

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