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使用の法則を理解する
人生には、プラスの面もあれば、マイナスの面もあります。物事が展開する時、プラスの面のみをつかむように努力して行動することです。そしてそこから新しい人生が始まるのです。
自然の法則の中で、貴方が知っていなければならない二つの法則について話をすすめましょう。
第一の法則は「使用の法則」と呼ばれるものです。
どんなものでも、使わなければ、退化してしまうということです。
言いかえれば、使わなければ、無くなるということです。
この法則はいたる所で証明されています。
例えば、人間の腕を背中にしばりつけて、一年も二年もそのままにしておいたとします。そのあと、その腕をもとに戻したらどうなるでしょう。その腕はもう使えなくなってしまうと言われております。
ダルマさんの話しはあまりにも有名です。
これが自然の法則というもので、使わなければタメになってしまう。
常に使うということがいかに大切かということを教えています。
このことは人間の頭脳をはじめ、あらゆる部分についても言えます。
又、自然のすべての物事についても言えることです。
使わなければ、
身体は弱る。
意欲は衰える。
勇気はなくなる。
信念は薄らぐ。
感情は消える。
知識は減る。
自分のエネルギーを来年迄蓄えておくというわけにはいかないのです。
それは今日という日を後日のためにとっておこうと言うのと同じことです。
今日、使わなければ、今日は永遠になくなるのです。
自分の持っているものは全部使いきるのです。
自分の持っているものが適切に使われているかどうかを、いつも確認することです。
自分の能力、体力、信念、勇気、すべてを常にフルに使うように心がけるのです。
この原則に従わないと、すべては衰え、弱り、消えていくのです。
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